木のおもちゃ

最近、木育(もくいく)という言葉を良く耳にする。

そもそも木育とは。

平成16年、北海道庁主導によってすすめられたプロジェクトで報告書にはこう記された。
「木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、森や木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いを[木育(もくいく)]という言葉にこめた」
要するに、「小さい頃から自然とふれあい子育てをしよう」ということだ。

個人的にこの言葉を耳にするようになったのは子供が産まれてからだ。
あれから4年、森林王国・北海道から発信されたプロジェクトは日本全国に広がりつつある。

ドイツやスウェーデンなど欧州のオーガニック先進国に遅れをとっているけど、良い試みだと思った。

小さい頃から、木が大好きだ。理屈ではなく木に触れるとなぜか落ち着く。

子供が使うおもちゃは出来るだけ木製品をチョイスする。もちろん、愛する子供に「少しでも安全なモノを使ってもらいたい」という親心だけど、半分親のエゴも入ってる。
子供部屋に木のおもちゃがあると不思議と”ガチャガチャ感”がない。妻の掃除もはかどる。

プラスチックのおもちゃが必ずしも悪いというわけではない。我が家にもある。
でも「少しでも安全なモノで遊ばせてあげたい」という愛情は伝わるんじゃないかな。

そもそも日本は森林大国だし木工技術も世界トップレベルなんだから、「木育」が日本全国に広まって「木のおもちゃ大国 日本!」
そんな日本になったら楽しいなぁ。

ニューぽっぽ3号  次男お気入りおもちゃ。毎日いぬ所掌をガリガリ(歯はない)かじってる。